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八多五滝(はたごたき)とは

徳島市八多町に位置する「八多五滝」は、東山渓県立自然公園区域にあり、中津峰山から八多川に流れ込む沢にある滝の総称。
御来光の滝・布引きの滝・象の滝などの「五滝」のほか、連続するいくつもの小滝が見られます。中でも、象の滝(蔵王の滝)では落差約22mの滝を見上げる壮大な眺めを楽しむことができるでしょう。
また、滝の下流には露出した結晶片岩の上を清流が流れる渓谷美「畳石峡」があるなど、徳島市街から車で1時間足らずの場所ながら街中とはまるで別世界の景観が広がる人気スポットです。

滝にたどり着くまでの山道は、天候によって滑りやすかったり、険しめの箇所もあります。あらかじめ右の点に十分注意してお出かけください。

  • 動きやすい服装・滑りにくい靴など安全に配慮した服装で
  • 川の増水による危険がないかなど当日の天候をチェックしておく
  • ゴミを持ち帰る、水に入らないなどマナーを守った行動を



1〈八多〉バス停

小倉八幡神社に向かってかかる神前橋のたもと、多家良中央公民館(八多分館)脇の〈八多〉バス停から県道33号を西へ向かいます。

2石碑のある角を左折

〈八多〉バス停から県道33号を西へ約950mほど、右手に石碑の見える角を左折し、南へ向かいます。

3坂東池

400mほどで左手に広がる、大きな池(坂東溜池)に沿って進みます。

4速雨神社

坂東池からさらに250mほど、小さな社殿が鎮座する速雨神社は「八多の大楠」と呼ばれる見事なクスノキが目印。五滝へはさらに道なりに進みます。

5〈五滝〉バス停

速雨神社から850mほどにある〈五滝〉バス停は「八多五滝」から最寄りのバス停となります。ここで道が分岐しますが、向かって左の道路を進みます。

6犬飼農村舞台

〈五滝〉バス停から750mほど、正面に見える大きな石灯籠と石段は、五王神社境内にある犬飼農村舞台への入口です。

7五滝の立て札

犬飼農村舞台から道なりに進み、約1kmほど進むと細い山道に入るようになります。左手に写真のような立て札が見えてきたら、左折してさらに奥へ。

8五滝の入口

入口に到着!ここから一の滝までは約3分、二の滝までは約7分…と示されています。五の滝までは?体力に自信のある方はぜひ挑戦してみてください。

〈五滝〉バス停からのルートは下の動画も参考にしてみてください。



速雨神社と大楠

古くから地区の信仰の場としてある速雨(はやさめ)神社は、雨乞いの霊験が知られることから雨の宮とも呼ばれます。境内にそびえる大きなクスノキは徳島市指定天然記念物。田園地帯の青空に向けて優美に枝葉をのばすその姿は、遠目からでもよく見えます。

(所在地)徳島市八多町坂東91

犬飼農村舞台

徳島市町八多町の五王神社境内にある人形芝居の野舞台。明治6年に建造、平成10年に国の重要有形民俗文化財に指定されました。毎年11月3日に阿波人形浄瑠璃公演が開催されており、勝浦座による上演のほか、「段返し千畳敷」と称される襖からくりが披露されています。

(所在地)徳島市八多町八屋67-3

八多五滝

八多五滝

住  所

徳島市八多町鹿ノ首

交通アクセス

車/徳島自動車道「徳島IC」→国道11号(県庁方面)→国道55号(小
松島方面)→県道212号(丈六方面)→県道33号(佐那河内方面)→ 「八多五滝」「犬飼の農村舞台」案内標識を左折
JR/牟岐線「地蔵橋駅」下車→車で約20分(9km)
路線バス/徳島市バス五滝線「五滝」下車→徒歩約40分(2km)

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