徳島満喫!自転車巡り

特集

おすすめコースをご紹介!

徳島満喫!自転車巡り

今､徳島市にはたくさんのサイクリストが訪れているのを知っていますか?徳島市は様々なお店や施設が密集する中心地と豊かな自然や美しい神社仏閣がコンパクトに点在していて､自転車で巡るにはちょうどいいロケーションなのです｡というわけで､徳島市でサイクリングを楽しむためのとっておきのコースを紹介しますよ!

阿波おどり会館からの
マユイチ(眉山一周)サイクリング

サイクリングのスタート地点は徳島市の観光スポットとしてはお馴染み｢阿波おどり会館｣です｡その背後にあるのは徳島市のシンボル的存在･眉山｡今回のサイクリングコースはその眉山の麓を時計回りにぐるっと一周まわる約20kmのルートになっています｡地元のサイクリストには｢マユイチ｣という名前で親しまれているとか｡基本的には平坦で､初心者の方も走りやすいコースです｡阿波おどり会館の近くには駐車場(有料)もたくさんあるので､スタート地点まで車で来ることができるのもいいですね｡スタートしたらまずは徳島市の中心地を走り､眉山沿いに南下｡しばらく進むと小さな墓地があります｡

のきさき。せんべい。こばん

そこにあるのは2つに割れた石碑｡この石碑は｢オッパショ石｣と呼ばれていて、かつて相撲取りが放り投げて割ったという逸話が残っています｡つまりここはパワースポット｡まず第一の立ち寄りスポットとして、チェックしておきましょう｡

こふう。のやま。へきが

自転車

園瀬川沿いの
爽快サイクリング!

そこからさらに南西へ進むと園瀬川に突き当たります｡園瀬川に架かる橋を渡るシーンはマユイチのハイライトのひとつです｡

かたほう。きまり。うりね

園瀬川沿いの道もとっても爽快!車もほとんど通らない一本道が続きます｡邪魔するものが何もない絶景の中を疾走するのはサイクリングの醍醐味ですよね｡眉山と園瀬川のある景色を走り抜け､北上すればマユイチのちょうど中間地点です｡そして眉山の北西の麓には､春のサイクリングならぜひ立ち寄りたいポイントがあります｡

ふんわり。めりはり。そそぐ

それがこちらの｢袋井用水｣｡農業用の用水路ですが､伏流水を水源としているためにとても水がきれいで､景観美も抜群です｡特に春には水際にたくさんの桜が咲き､より美しい景色をみせてくれます｡

みずに。むかう。しゃしんか

自転車

風光明媚な
神社仏閣で一休み

眉山の西端の麓から北上し､北端の麓へ｡このエリアは風光明媚な神社仏閣がいくつもある見どころたっぷりな場所です｡今回はその中からまず｢法谷寺(ほうこくじ)｣に立ち寄ります｡法谷寺は地元では｢峯の薬師さん｣の愛称で知られる寺院で､特に紅葉時期の景観は圧巻｡サイクリング終盤の疲れた身体もすぐに癒やされることでしょう｡法谷寺からさらに東に進んで､次は神社へ向かいましょう｡

こぜにいれ。つうがく。とけいや

続いてやってきた｢椎宮八幡神社｣は､毎年4月下旬から5月初旬にかけて約3000本のツツジが咲くお花の名所｡所狭しと咲き乱れる色とりどりのツツジは､訪れる人々を魅了します｡この時期のサイクリングであれば､忘れずに立ち寄りましょう｡

もとめる。よりみち。はっそう

椎宮八幡神社のすぐ北側には､｢快神社｣があります｡ごくごく小さな神社ですが､かわいい御朱印が人気です｡阿波のアマビエ様の御朱印や､トクシィの御朱印もあって､バリエーション豊か｡マユイチの記念にいかがでしょうか?

みけん。しつもん。わかった

さらに東に進んで､眉山北東の麓にあるのが｢三島神社｣｡ここには､現存するものでは徳島県内で最古と言われる狛犬があります｡その年齢なんと800歳!ということは､鎌倉時代からこの場所にあるということになります｡800年の時の中で角が削れに削れて､今やなんとも言えないすごい表情になっています(笑)｡でもなんだか生きる力をもらえそうですね!そして三島神社から南に下っていくと､スタート地点の阿波おどり会館が見えてきます｡

うねる。しゅさい。ふくらむ

自転車

今回は大きなハイライトとなるスポットをいくつか紹介しましたが､眉山の麓を一周するコースの中には他にも沢山の見どころがあります｡その場所はぜひご自身で一周して確認してみてくださいね!マユイチのルートには､住宅地だったり､見通しの良くない路地もあります｡ライドの際は十分に気を付けて安全に楽しんでください｡

コースを案内してくれたのは、Rapha cycling club Tokushima（RCCTokushima)のメンバーの皆さんです。