天狗久資料館は、明治から昭和にかけて活躍した徳島を代表する人形師・天狗久の工房を再現・展示した施設である。初代天狗久(本名・吉岡久吉、1858~1934年)は、木偶作りにおいて伝統的技法を守りつつ、頭(かしら)の大型化やガラス眼の採用など、阿波・淡路の野外舞台でも映える頭を工夫し、生涯に千を超える木偶を製作したと言われている。資料館は、初代及び三代目天狗久が並んで仕事をしていた1935(昭和10)年頃の様子を再現しており、国の重要有形民俗文化財に指定された用具や製品を展示している。また、1941(昭和16)年に制作された天狗久の記録映画『阿波の木偶』も上映している。
住 所 | 徳島市国府町和田居内172 | ||
交通アクセス | 車/徳島自動車道「藍住IC」→県道1号(徳島方面)→国道192号(吉野川市鴨島方面)→上鮎喰橋をわたってすぐ左折、その後すぐ右折 JR/J徳島線「府中駅」→徒歩約15分 路線バス/徳島バス石井循環線左回り「和田北」下車→徒歩約3分 |
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TEL.FAX | 088-643-2231 | ||
営業時間 | 9:30~16:00 | ||
定休日 | 月~水曜(祝日は開館)、12月24日~1月5日 | ||
駐車場 | 有り(3台) | ||
決済方法 | 無料 | ||