徳島城博物館開館30周年記念展の第2弾となる秋の企画展。
今回は徳島藩と藩主蜂須賀家をめぐる歴史資料を取り揃えます。藩祖家政の入国から14代藩主茂韶の東京移住まで、280年以上の長きにわたり阿波を治めてきた蜂須賀家。徳島城博物館の所蔵・寄託にかかる数々の資料から、藩政時代の諸相を描き出していきます。
本展では、「蜂須賀正勝画像」「朝鮮通信使蜂須賀家川御座船図」といった徳島県指定文化財に加え、江戸時代前期の徳島城を克明に記録する「阿波御国御城之絵図」、大陸出兵に際して蜂須賀家政に与えられた「豊臣秀吉朱印軍令書」、火消装束に身を包む徳島藩士たちを描く「蜂須賀家火消行列図屏風」など、普段目にする機会の少ない貴重な資料も出品されます。また、新発見の蜂須賀家政書状をはじめ、徳島城博物館に近年寄贈された資料も多数お披露目いたします。
30年の歳月をかけて集った様々な資料を通じて、徳島藩の、そして徳島城博物館の足跡をご鑑賞ください。
【とき】
令和4年8月6日(土曜)から10月2日(日曜)まで
午前9時30分から午後5時まで(入場時間は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館)
祝日の翌日(日曜・祝日の場合は開館)
【ところ】
徳島市立徳島城博物館 企画展示室
(徳島市徳島町城内1番地の8)
【展示解説】
令和4年8月27日(土曜)、9月10日(土曜) 各日午後2時から午後3時まで
詳しくは、徳島城博物館(公式ホームページ)をごらんください。