万年山墓所は、儒学に熱心だった徳島藩10代藩主・蜂須賀重喜が1766(明和3)年に造営した一族の儒葬墓地である。従来の興源寺墓所(仏式)を「拝み墓」とし、儒式の万年山墓所と併用する、全国の大名家墓所の中でも珍しい墓制をとる。墓域は眉山山頂付近から山裾に至る広大なもので、6人の藩主と一族の墓が合計62基確認されている。また墓所の中腹には、万年山造営の趣意と、明和3年の年号が刻まれた巨大な自然石の碑(万年山墓域の碑)がある。2002(平成14)年、興源寺墓所とともに「徳島藩主蜂須賀家墓所」として国史跡に指定された。
住 所 | 徳島市佐古山町 | ||
交通アクセス | 車/徳島自動車道「徳島IC」→国道11号(徳島方面)→国道192号(徳島駅方面)→佐古二番町交差点を左折→突き当りを右折→佐古小学校を過ぎて交差点を左折 JR/J徳島線「佐古駅」下車→徒歩約20分 路線バス/徳島市営バス上鮎喰回転場行き「佐古五番町」下車→徒歩約10分 |
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駐車場 | 5台 | ||