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三河家住宅

三河家住宅は医師三河義行が1928(昭和3)年頃に自邸として建てた鉄筋コンクリート造の洋風建築である。設計は徳島県立工業学校建築科出身で、地元徳島で建築・土木活動を為した木内豊次郎が行った。建物の随所に柔らかな曲線美や自由なデザインを取り入れ、工業生産によるガラス・鉄を多用するなど、構造や機能を重視したドイツ表現主義の造形意匠で仕上げられる。また、辛子色の外壁、ステンググラス、屋根上のグロテスクなどは、芸術作品としての建築という概念を色濃く反映している。1945(昭和20)年の徳島大空襲の戦禍を免れ、戦前の徳島の風景を今に残す数少ない歴史的建造物である。2007(平成19)年、重要文化財に指定。現在は非公開施設である。

 


住  所 徳島市富田浜4-7
交通アクセス 車/徳島自動車道「徳島IC」→国道11号(徳島方面)→国道55号(小松島方面)→かちどき橋を渡りすぐ右折
JR/牟岐線「阿波富田駅」下車→徒歩で約5分
路線バス/徳島市営バス南部循環右回り「仲之町三丁目」下車→徒歩約5分
TEL.FAX 徳島市教育委員会:TEL 088-621-5419
駐車場 無し

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