眉山のふもと、阿波おどり会館の北側一帯に位置する寺町は、1585(天正13)年阿波に入国した蜂須賀家政が城下町建設にあたり寺院を集めて造った町で、現在も6宗派23の寺が集まっています。
各寺院には、ポルトガルの文豪モラエスや名妓夕霧、千利休の長子「千道安」など有名人の墓が多く残っています。
また、寺町に隣接する眉山北麓の大滝山にも、春日神社、滝薬師、聖観音堂などの神社仏閣や多数の石碑が点在し、大滝山登り口には、名物の滝の焼餅屋が並んでいます。
徳島市内にひっそりと佇み古都の味わいが感じられる寺町は、散策に適したエリアです。
寺町周辺は桜の時期になると花見客で賑わい、花の寺町としても知られています。
他にも梅やすいれん、白モクレンやボケの花など、季節に応じた花々が楽しめます。
大滝山登り口には、モラエスが植えたと伝えられ、「モラエスの花」とも呼ばれる黄花亜麻(きばなあま)が自生しています。
住 所 | 徳島市寺町 | ||
交通アクセス | 車/徳島自動車道「徳島IC」→国道11号(徳島方面)→国道192号(徳島駅方面) JR/「徳島駅」下車→徒歩約15分 路線バス/徳島市バス中央循環線他「西大工町3丁目」下車、徒歩約5分 |
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