瑞巌寺は徳島市中心部の眉山山麓に位置する、臨済宗妙心寺派の禅寺である。山号は鳳翔山。1614(慶長19)年に、一鶚(いちがく)禅師が開山したと伝えられている。
瑞巌寺は、山麓に椎の原生林が残る隠れ谷と呼ばれる深い谷に抱かれ、その山麓を巧みに利用した江戸初期工築の桃山式池泉観賞式庭園は、名園として知られている。楓を主体とした草木が四季折々を演出し、谷筋から湧出する鳳翔水(瑞巌水)が池泉を潤す様子は、情緒ある風景として親しまれている。
他にも境内には、キリスト教の信仰が禁じられていた江戸時代にマリア像を灯篭に刻んで地蔵尊と偽った「切支丹(キリシタン)灯篭」などが残されている。
住 所 | 徳島市東山手町3-18 | ||
交通アクセス | 車/徳島自動車道「徳島IC」→国道11号(徳島方面)→国道192号(徳島駅方面)→国道438号(神山方面)→東大工町交差点を右折 JR/「徳島駅」下車→徒歩約15分 路線バス/市営バス「ロープウェイ前」バス停下車→徒歩約5分 |
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TEL.FAX | TEL 088-652-5968 | ||
営業時間 | 通年 8:00~17:00、夏季 8:00~18:00 | ||
駐車場 | 有り(約10台)、大型(なし) | ||