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 市内西部

四国八十八ヶ所霊場 第16番札所 観音寺

観音寺の最も注目すべき点は、本堂に掲げられている炎に包まれた女性が描かれた絵馬です。明治時代(1868–1912)の説話によると、お寺で雨宿りをしていた巡礼者が火のそばで服を乾かしていると、突然体に火がついたそうです。これは年老いた義母を虐待していたことに対する天罰だと気付いた彼女は、のちに絵馬を奉納して悔い改めたと言われています。

聖武天皇(701-756)がこの観音寺の開山を命じ、816年に空海が訪れて本尊の千手観音像を彫ったと言われています。また、境内には地蔵菩薩像も多数あります。その中に「夜泣き地蔵」と呼ばれる地蔵菩薩像があり、小さな子どもが夜泣きをしなくなるように、親がここに来て祈願します。

 


住  所 徳島市国府町観音寺49-2
交通アクセス 車/徳島自動車道「藍住IC」→県道1号(徳島方面)→国道192号(吉野川市鴨島方面)→「国府町府中」交差点を左折→県道123号→次の三叉路を右折
JR/JR徳島線「府中駅」下車→徒歩約20分
路線バス/徳島バス石井循環線右回り「観音寺北」下車→徒歩約5分
TEL.FAX TEL 088-642-2375
駐車場 普通車(7台)、大型(マイクロバス1台)

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