モラエスゆかりの地
モラエス通り(旧居跡)
かつてモラエスが住んでいた徳島市伊賀町3丁目の長屋は戦災で焼失しましたが、現在その場所には「旧居跡」の標柱が立てられています。1975年には周辺一帯が「モラエス通り」と命名されました。モラエス胸像(新町小学校前)
モラエスが散歩していた新町小学校沿いに、帽子をかぶった姿の胸像が建立されています。モラエス顕彰碑(阿波おどり会館前)
モラエス生誕100年を記念した顕彰碑は、1954年に建立されました。レリーフには、豊かな髭をたくわえたモラエスの姿が刻まれています。潮音寺(阿波おどり会館北)
モラエスの墓がある潮音寺では、毎年7月1日の命日には法要が営まれています。3基の墓塔のうち左側がモラエスとおヨネ、右側がコハルのもの。中央はポルトガル大統領が1992年に来徳した際、顕彰のために新しく設けられました。滝のやき餅と
黄花亜麻(キバナアマ)
眉山山ろくの大滝山に店を並べる「滝のやき餅」。その脇を抜けて聖観音堂へと向かう階段沿いには、冬に黄色い花をつける黄花亜麻の木があります。この木はモラエスが植えたと伝えられており、地元では親しみを込めて「モラエスの花」と呼ばれています。黄花亜麻(キバナアマ)
眉山山頂
2004年には、モラエス生誕150年を記念して眉山山頂に「モラエス像」が完成、除幕式が行われました。このブロンズ像は鳴門市出身の彫刻家・坂東文夫氏の作で「望郷」と名付けられ、その視線は遠く離れた祖国・ポルトガルの方角に向けられています。おことわり
モラエスの蔵書や遺品は徳島県立光慶図書館に保管されていましたが、1945年の空襲により焼失しました。この資料館では戦火を免れて保存されているもの、寄贈・寄託されたものを展示掲載しています。
モラエスの蔵書や遺品は徳島県立光慶図書館に保管されていましたが、1945年の空襲により焼失しました。この資料館では戦火を免れて保存されているもの、寄贈・寄託されたものを展示掲載しています。